藍の会は、書を通して人間の幸福美を追求することを目的としています。その源泉をさかのぼると、遠くは晋、唐の書から、近くは空海、逸勢、佐理、東風に求めています。     時代と国土、国風の上に生を刻む私達は、真に「今を生きる」ことの重要性を痛感しています。したがって私達の書は、瞬間の場に生命を燃焼させることをねらいとし、そこにこそ、その真像が生まれ、書のフォルムとして出づることを確信しています。